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高尾山から槍ヶ岳へ。そしてその先へと進む、ちょっと頼りない男の登山記録です。


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赤岳・敗退

f0171065_20563317.jpg
行者小屋の手前で足止め。

この日、八ヶ岳主峰の赤岳から滑落した男性が運ばれていくところでした。

2013年元旦。

気持ちが締まる出来事から始まった赤岳登山ですが、この少し前には登山口となる美濃戸口から林道を進んだ美濃戸へと車を走らせていたが、林道は完全にアイスバーン状態になっていて四駆のスタッドレスでも途中登らないというアクシデント。
結局美濃戸口まで戻り、徒歩にて美濃戸まで。これが1時間のロスタイムでした。

しかしこの日の予定は冬季営業中の赤岳展望荘までだったので、積雪で非常に歩きやすくなっている南沢を歩いていきました。

今朝までの天気予報は茅野で晴れ時々曇り。

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行者小屋からは地蔵尾根を登っていきました。
おととしの夏に登った時の様子はこちら

写真だと傾斜はわかりにくいですが、森林限界から稜線までの間は滑ったら滑落停止姿勢を取らないと下まで落ちていくくらいです。
今までピッケルを持っていても本来の使い道を必要とするような山はほとんどなかったのですが、ここはピッケルがないときついです。

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赤岳展望荘です。
ここまで写真を撮る余裕はありませんでした。途中に視界がパッと開けて見えたときはその美しさに歓喜をあげたのですが。
たぶん次に登るときは大丈夫です。

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稜線に出て見えた山梨側です。
朝、中央道を走っていて八ヶ岳が見えた時、八ヶ岳だけが稜線に雲がかかっていて、少し嫌な感じはしたのですがそれが的中するとは・・・

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展望荘。寒そうです。
均等に立っている棒は風力発電のもの。ここなら年中強風が吹いてますからね。

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一瞬だけ八ヶ岳の麓が見えました。
稜線はけっこうな強風。あっという間に睫毛に霧氷ができるくらいでした。

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小屋に到着して1時間ほどで強風が暴風へと。
そんな中、赤岳から下山してくる人を捉えました。

雪が降っていたわけではないですが、降った雪が舞い上がり辺りは暴風雪のように。

気温マイナス17℃。

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小屋のありがたさがわかりました。

夜中も小屋を揺らすほどの暴風。それが朝まで続く。

もはや赤岳登頂は不可能。下山の準備にかかりますが、この風でトレースはなし。しかも少しの間ですが八ヶ岳の稜線を風速15~25メートル吹き荒れる中を歩かなければならなく、風を遮るものがなにもない痩せた尾根で風に煽られるものなら大変危険です。

結局、山小屋に宿泊していた何人かが(13人)ひとつのパーティになって下山することに。

地蔵尾根を下りるのは本当に恐怖を感じていたのですが、たくさんの人数にまぎれていると恐怖感もほとんどなく、途中にホワイトアウトで道を見失い、しばらく停滞をよぎなくされていたときも気持ちで負けることはなかったです。

残念なんですが、だいぶ下りてきて樹林帯が見えてきた時に完全に気持ちが緩んだのか、ズルっと滑落。

ここで初めての滑落停止姿勢。

下を歩いている方にもカラダごと押さえてもらいましたけど、さすがに焦りました。

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行者小屋に無事に着いて、皆さんにお礼を言って解散。

名前も知らない人たちばかりでしたけど、一歩間違えたら遭難というギリギリのところで集まった連帯感。

人間ってなんかいいですね。

今年のお正月は一生忘れられないものになりました。

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帰りは少しだけ遠回りして赤岳鉱泉まで。

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アイスキャンディーをこの目で見てみたかったんです。

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少し雪が舞ってました。
今年の年末年始は各地で遭難が相次いだ。
こうして他人事では済まされない状況に自分も陥ったわけですが、一部の遭難者を除きほとんどが経験豊富な人たちであるということ。

やっぱ山には魔物が住んでるだなぁ。

オレは、早く、山の神様に会いたいのだけどさ。

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少し大袈裟ですが「生きて帰れた・・・」

この後のお正月はその喜びを味わうためにひたすら食って寝て、モンハンに明け暮れた。

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by funk_r0w | 2013-01-02 20:57 | 八ヶ岳